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ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)ってどんな治療方法?

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、患者の負担が、すくない治療方法です。

BNCTの仕組みは、

原子炉等から発生する中性子と
中性子に増感(促進)効果のあるホウ素化合物との反応を利用して、
正常細胞にあまり損傷を与えず、腫瘍細胞のみをねらって破壊する治療法です。

1.あらかじめ、がん患者に、がん細胞に取り込まれやすいホウ素化合物を点滴などで投与し、がん細胞にホウ素化合物を集めておきます。

*がん細胞はホウ素化合物を取りこみますが、正常細胞はほとんど取りこみません。

2. 体外からエネルギーの低い中性子(熱中性子線)を患部に照射します。

このとき、ほう素化合物をほとんど取り込んでいない正常細胞はあまり大きなダメージを受けません。

いっぽう、ホウ素をたくさん取り込んだ腫瘍細胞では、細胞内部でホウ素と熱中性子の核反応が生じ、核反応で発生したアルファ線と7Li粒子は腫瘍細胞のみを殺すことになります。

治療結果例

治療例1:皮膚がんBNCT治療
治療例1:皮膚がんBNCT治療

 

BNCT治療 悪性度の高い癌に特に効果が!

BNCTは、
がん細胞と正常細胞が混在しているような、
悪性度の高い脳腫瘍をはじめとするがんに、特に効果的
です。
 
現在、対象となる癌は、
脳腫瘍・頭頚部がん、肝臓がん、肺癌、中皮腫、骨・軟部肉腫、皮膚がんなど。
 
*これからも、対象となる癌の種類は増えていくようです。
 

治療費など、自己負担はどうなる?

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、
副作用も治療回数も少なく済むうえ、多くの治療でおどろくほどの改善が期待できる最新治療方法ですが、
いまは「臨床研究中の治療法なので、保険適用はありません」

 
けれども、費用は研究費でカバーされるので、
 
対象になる患者さんの自己負担は、「施設までの交通費など、治療以外にかかる費用の部分」になります。

臨床治療を受けられる条件|臨床対象者になるには・・・

こんなにすばらしい治療方法ですが、「臨床研究中」なので、
いまはまだどなたでも治療をうけられる段階にありません。

でも、もし、あなたが以下の条件にあっていれば、受けられるかもしれません。
 
 
臨床治療を受けられる条件は
 
 
ご自分が臨床治療対象になるかなどの問い合わせは、次項の●ホウ素中性子捕捉療法詳細内に掲載の 「お問い合わせ医療機関一覧」にある各医療機関におたずねください。
 
 

●ホウ素中性子捕捉療法詳細

よりくわしい情報(クリックでPDFがでます)●ホウ素中性子捕捉療法詳細
 
 
保険適用になり、試したいだれもが「ホウ素中性子捕捉療法」を選択できる日が、はやくきてほしいものですね。
 
 
参照:http://www.antm.or.jp/、http://www.rerise-medicalsystems.co.jp/ほか

 

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