隔離治療を行うロンドンの病院に3度目の入院
世界保健機関 (WHO) の発表で、2015年10月18日までに、感染疑い例も含め28,512名が感染し、11,313名が死亡(死亡率40%)したエボラ出血熱。
そのエボラ出血熱と診断され、2度の入院治療を受けた英国の女性看護師ポーリン・カファキーさんが、
隔離治療を行うロンドンの病院に3度目の入院をした。
2016年2月23日、英北部スコットランドの病院から移送された。
・2度目の入院では、合併症などで一時は危篤状態に
カファキーさんは2014年、エボラ熱の感染が広がった西アフリカ・シエラレオネから帰国後、感染が判明。
いったん退院したが、退院から約9カ月後の昨年10月に体調不良を訴えて再び入院した。
脳にウイルスが残り、合併症などで一時は危篤状態となったが、11月に退院していた。
英メディアによれば、エボラウイルスによる合併症を起こしたとみられるが、現在、状態は安定しているという。【ロンドン共同】
・エボラ出血熱
エボラ出血熱(エボラしゅっけつねつ)、またはエボラウイルス病(エボラウイルスびょう)は、急性ウイルス性感染症。
ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱と並ぶ、ウイルス性出血熱の一つ。
ヒトにも感染し、50-80%という死亡率を持つ種類も存在する。救命できても重篤な後遺症を残すことがある。
人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの1つ。
「エボラ」の名は、発病者が出た地域に流れるエボラ川から命名されたもの。
byウィキペディア
熱病―殺人ウイルスとの1700日の死闘 (1976年)宮 祐二訳
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