Pocket




 
 

松方弘樹さんと山本万里子さん by yahoo!news
松方弘樹さんと山本万里子さん by yahoo!news

松方弘樹さん|「生検」を受けていた

脳腫瘍(のうしゅよう)の疑いがあるとして、2月25日に生体検査を受けた俳優の松方弘樹さんの検査結果について、所属事務所は3月2日、「『脳リンパ腫』との確定診断に至りました」と発表しました。

 松方さんは「体に力が入らない」「頭が痛い」など風邪のような症状を訴え、13日にかかりつけの病院へ行き、脳に影が見つかり、18日に精密検査を受けました。23日には脳腫瘍の疑いで長期療養を発表。25日に針などで脳内の患部の細胞の一部を採取する「生検」を受けていたそうです。

『脳リンパ腫』って、どんな病気なのでしょうか。

 

脳リンパ腫とは

「脳リンパ腫」とは、「脳の悪性リンパ腫」のこと。進行が速く、生命にかかわる病とされています。

中枢神経系原発悪性リンパ腫
中枢神経系原発悪性リンパ腫(HE染色 ) by東京大学医科学研究所附属病院

 

●症状

脳機能の障害による症状:麻痺、しびれ、言葉がしゃべりにくい など
ひきつけ:てんかん発作
精神症状;物覚えが悪い、急に性格が変わった、など

また、腫瘍が発生した部位によって、さまざまな神経症状があらわれます。たとえば、
前頭葉:認知症や尿失禁、失語症など、
後頭葉:視野障害
脳幹:運動麻痺、眼球運動障害など

腫瘍によって、頭蓋内の圧力が高まるためにおきる頭痛、吐き気・嘔吐などがみられ、 頭痛は早朝につよいのが特徴です。
しかし、すべての脳腫瘍が頭痛をおこすわけではありません。
良性のものでゆっくりと大きくなってきたような場合は、かなり大きな脳腫瘍でも頭痛をおおこさないことも少なくありません。
 

●脳リンパ腫の原因|なぜなる?

なぜ脳に悪性リンパ腫が発生するのかは、まだ分かっていません。
炎症などで浸潤してきたリンパ球が腫瘍化するとか、他で発生したリンパ腫が免疫学的に保護されている脳内にだけ残ったとかの説がありますが、まだはっきりしていません。

ほかからの転移はあっても脳に原発(最初に発生)することは稀でしたが、近年は増加傾向にあり、全国集計で、原発性脳腫瘍の2.9%を占めます。

この疾患にかかる危険因子(特定の疾患が発生する確率を上昇させるものごと)は、
膠原病、免疫不全(臓器移植患者、AIDS患者、老人、など)、エプスタイン・バーウイルス感染、などです。
 

●発症年齢と性別

脳リンパ腫の発症年齢は50歳以上が80%を占め、60歳前後が多く、
女性よりは男性がやや多い傾向にあります。

 

●治療方法

脳悪性腫瘍(脳リンパ腫)は、周囲組織との境目が明確でないため、完全切除はむずかしく、また、安全のため大きく切除すると脳機能に多大な影響を与えかねないため、現在では腫瘍そのものを切り取る手術は行われていません。
ほとんどの治療は、放射線療法や化学療法、免疫療法などを併用しながらすすめられます。

 

●4段階グレード

原発性脳腫瘍の悪性度を4段階かに分けて分類(WHO分類)し、目安にしています。
グレード4がもっとも悪性、1が良性ですが、おおまかな目安です。

グレード1:余命が正常人と同等のもの。
グレード2:生存期間が10年を超えるものも少なくない。
グレード3:生存期間が10年未満であることが多い。
グレード4:生存期間が3年未満。1年程度のものも多い。

ただし、最近は種々の治療法の進歩で、たとえグレード4の腫瘍でも、何年も元気に過ごしているかたもいるそう。

松方さんも、お元気に復帰してほしいですね。
 
 
 
参照:Neuroinfo Japan、Wikipedia、ガンプロ、病気ガイド ほか

初回限定半額★九州産『朝摘み野菜』【九州ムラコレ市場】

温めるだけでおいしいディナー!これでたったの400kcal♪




カレルチャペック紅茶店

・スポンサー