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厚生会木沢記念病院に「「がんゲノム診断・診療センター」開設
がん患者のゲノム(全遺伝子情報)を解析することで 最適な治療法を選ぶ「最先端のがんゲノム医療」を、岐阜県美濃加茂市の社会医療法人厚生会・木沢記念病院が始めた。
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ゲノムによる医療は、北海道、東京に次いでの開始で、中部地方の病院では初めて。[br num=”1″]
自費診療で、申し込みから約3週間で医師からの提案が受けられる
がん治療中またはがんと診断された患者が対象で、医療機関の紹介と予約が必要。保険診療ではないため検査費用は約72万円程度。
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ただ、厚生省は、2018年度中にゲノム医療への保険適用を目ざしています。
実現すれば、この費用は大幅に低減されると思われます。[br num=”1″]
*18年2月、まだ正式発表ではありませんが、中核拠点病院が決まりました。
がんゲノム医療中核拠点病院、11施設が決定
がんゲノム医療の保険適用には、まだしばらく時間がかかりそうですが、適用に至る道への扉は開いたようですね。
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たとえば鼻の形が似ている、ある病気にかかりやすいなどの、親の生物学的な特徴が子供に伝わることが「遺伝」で、それを伝えるDNAの特定の部分を「遺伝子」といいいますが、
ゲノムとは、その遺伝子「gene」と、すべてを意味する「-ome」を合わせた造語で、DNAに含まれるすべての遺伝情報を指しています。
ゲノム情報は体をつくるための、いわば設計図のようなもので、それらをまんべんなく調べ、その結果をもとにして、より効率的・効果的に病気の診断と治療などを行うのがゲノム医療です。
出典:国立国際医療センターほか
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通常の検査で調べられるのは一部の遺伝子のみ
がんは一般的に発症臓器に基づいて治療法が選ばれています。
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しかし、がんはさまざまな遺伝子異常が積み重なって発症するので、個々に違いがあり、治療効果が出たりでなかったりします。
遺伝子検査で最適な治療を見つけられるとはいえ、通常の検査で調べられるのは遺伝子の一部のみ。
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しかし、
「がんゲノム診断・診療センター」では、160種類もの遺伝子を解析、最適な治療選択を行います。
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慶応大病院と連携、同じ解析技術で
木沢記念病院では、すでにゲノム医療を始めている慶応大病院と連携し、同じ解析技術を使用。
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開設されたセンターでは、
患者の血液の細胞(正常な細胞)と、がん組織から、それぞれ抽出したDNAを次世代シーケンサーという機器で比較。
上述のようにがん増殖に関わるとされる160の遺伝子を一度に解析し、異常を突き止め、治療につなげます。
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現在、治療薬の選択につながる遺伝子変異を見つける確率は72パーセントで、これまで投与薬の効果が認められた患者は10パーセント強。
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厚生会は、このゲノム医療体制整備に1億5千万円を投じました。
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厚生会山田実紘理事長は、
「 がん患者を救うため、フロンティアスピリット(開拓者精神)でゲノム医療を進めていく」と述べました。
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木沢記念病院|岐阜
木沢記念病院
木沢記念病院:アクセス
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引用・参照:岐阜新聞・朝日新聞・毎日新聞ほか[br num=”1″]
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