乳癌は若くてもなる!! 女性では一番患者の多い癌です

乳癌 乳房内側面図 ガン
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乳癌の増加|乳癌での死亡数、1980年の3倍に

厚生労働省発表の

人口動態統計の[乳がんによる女性死亡確定数]によると、
2015年に乳がんで亡くなった女性は、13,584人。[br num=”1″]

これは1980年と比べると、3倍以上です。

乳癌の死亡率は低いの?

女性が新たにガンと診断される癌総数のうち、
乳癌発症数は、女性の発症する癌のなかで断トツ一番です。

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次いで大腸がん・胃がん・肺がん・子宮がんと続きます。
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ただ、死亡数になると大腸・肺・胃・膵臓ときて、
乳房の癌(乳癌)の死亡数は5番目。

ほかの癌に比べ、乳房の癌の死亡率は高くありません。
ただ、死亡率は高くないとはいえ患者総数が多いので、決して少ない数とはいえません。
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それに、多い少ないは統計上のこと。
いざわが身のこととなれば、絶対に死にたくないはず。
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死亡率の低さは、「早期発見」が多いせいでもあります。
正しい知識を得て早期発見につとめることがたいせつなんですね。

乳癌は若くても油断できない癌です|30代から増加

癌は中年以降に多い病気、とおもわれがちです。
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たしかに、胃がん・肺がん・大腸がんなどは、高齢になるにつれ増えます。
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ところが、乳癌は 30代から増えはじめ、ピークが40歳代後半から50歳代前半。
その後は高齢になるにつれ減っていく癌です。
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比較的若い世代でも発症し、

10代・20代で乳癌になる女性も、少数ですがあります。
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乳癌は若くてもなる癌なんです。
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「若いから、まだ、気をつける必要なんてない」というかんがえは、
乳がんについては改めたほうがいいようです。[br num=”1″][br num=”1″]

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乳癌って、男性はならないの?

いいえ、あまり知られていませんが、男性だってなります。
「乳がん」は女性だけの病気じゃないんです。

女性と比べれば、かなり少ないのですが、男性にも乳腺がある
ので、乳腺癌になります。

ただし、男性の乳癌の発症数は、乳がん発症者数の約1%と、
やはり少数ですね。

ただ、数はすくないけれど安心はできません。

男性の乳房には障壁になる脂肪が少ないため、

皮膚や筋肉などへ癌細胞が直接湿潤しやすい傾向があり、
癌が広がりやすいのです。
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しかも、「まさか乳癌にはならないよね」というまちがった思い込みで、
発見が遅れてしまうという盲点もあります。
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乳癌は「男だから大丈夫」ってわけではないことは、
おぼえておきましょう。
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生涯に乳がんにかかるのは日本では12人に1人

生涯に乳がんになる日本人女性は、現在、統計では12人に1人です。
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アメリカでは、全女性の8人に1人が一生の間に乳がんになるといわれるので、
日本のほうが数の比較では、すこしはマシということになります。
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乳癌の症状

乳癌 乳房内側面図

乳癌:乳房断面図 by©フリーメディカルイラスト図鑑

乳癌の症状の説明のまえに、「乳腺症」について触れます。
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まちがいやすい乳癌と乳腺症

乳癌ととても似た症状を見せる病気に乳腺症があります。
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でも、乳腺症は、いわゆる「病気」ではないんです。
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乳腺症は、「乳腺におこるいくつもの変化や状態をまとめて、
つけられた病名」です。
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「乳腺に、正常とは違った変化が見られますよ」という程度の意味で、
実質的な「病気」を表すことばではないのです。
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ところが、この病気とはいえない乳腺症が、
乳癌の初期症状と似ているのです。

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乳癌と乳腺症|痛みが無ければ乳癌の疑い

乳腺症の症状では、いっぱんに、乳房に痛みをともなうしこりが見つかります。

また、乳腺症では、しこりの境界がはっきりしないことが多いのも乳癌とのちがいといえますが、これは、
大空真弓さんの例にあるようにゼリー状タイプの乳癌もあるので、
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・しこりの境界がはっきりしない
というだけで、「乳癌じゃない乳腺症だ」と判断はできません。
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乳腺症の、このしこりと痛み
(くわえて、乳頭から分泌物が見られることもあります。)は、月経周期によって強くなったり軽減したりと、一定しないことも珍しくありません。
たいていは、生理直前がいちばん強くなり、生理が始まると楽になります
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乳腺症は女性ホルモンが原因で、
乳腺の病気の中でも、もっとも多く見られる良性疾患です。
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女性ホルモンの一種である「エストロゲン」の分泌が低下する閉経後は、
発症が見られなくなることから、
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「エストロゲン」の過剰分泌が原因であることが有力と考えられています。
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生理前に胸が張る人が多いことでわかるように、乳腺は女性ホルモンの分泌に応じて、拡張したり収縮したりを繰り返しているのです。
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乳がんのしこり

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それにくらべ乳がんのしこりの特徴は

・痛まないのが一般的
・境界がはっきりしていることが多い

・乳頭からの分泌物がある
です。
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乳頭からの分泌物があるという部分は同じですね。
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乳腺症も乳癌も、乳癌専門医に受診を

でも、
乳腺症か乳癌か、しろうと判断は危険です。
どちらの症状でも、不安を感じたら乳癌の専門医に相談しましょう。
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早期発見はセルフチェック(自己検診)とマンモグラフィ

乳がんのステージ分類は初期の0期から、進行につれてⅠ期、ⅡA期 、ⅡB期、ⅢA期、ⅢB期、ⅢC期、Ⅳ期と分けられています。
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乳癌は、ステージ0期、Ⅰ期などの早期なら、10年生存率は90.60%と高率です。
たいていは癌が小さいので、手術などでのリスクもとても低く済みます。
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ですから、セルフチェック(自己検診)は10代から毎日の習慣にし、
30代に入ったら、過剰にならない程度に
定期的なマンモグラフィ検査*なども受けるのがおすすめです。
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* マンモグラフィ検査は、放射線での被ばくで「かえって癌になる率が上がる」という
学者もいるようです。適切な検査間隔を医師に相談しましょう。
**授乳中はマンモグラフィ検査では見つけにくい場合もあります(小林麻央さんもそうでした)。
過信せず、セルフチェックや複数の検査方法を、時に応じて組み合わせてもらうくらいの用心深さが、あなたのかけがえのない命を救うかもしれません。
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セルフチェック(自己検診)のしかた

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・「入浴時」「就寝時」など、時間を決めてのセルフチェック
・乳房のひきつれやへこみなどで気づくこともあるので、鏡の前でのセルフチェック

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リンパ節転移や遠隔転移がない段階の、
しこりの大きさが2センチ以下の「Ⅰ期」でも、

たんねんに手で触れれば、たいていはしこりがわかります。
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ときには、「0期:異常な細胞が乳管に存在するが乳管内に留まっている状態」
でみつけることもできたりします。
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なので、この段階で見つけられるように、
セルフチェック(自己触診・検診)を習慣にしましょう。
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定期的なセルフチェックは、おすすめです。
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乳癌になった著名人

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●アンジェリーナ・ジョリーさん:米国女優・映画プロデューサー
スロバキア、ドイツ、フランス、イロコイ族・インディアン
などの血を受け継いでいる。
配偶者は二人を経て2014年からブラッド・ピットさんでしたが2016年離婚。

2013年5月「がん予防で両乳房切除」を告白。

母親が乳がんでなくなっていたので、遺伝子検査を受けたところ、
医者から「乳癌になる可能性の確率が87%」だとの診断結果に、
「なる前に取ってしまえばならない」というわけで、
両乳房切除を取ってしまい、その後、再建手術。

アンジェリーナ・ジョリーさんは、
乳癌になった著名人ではなく、「乳癌になる前に切除手術した著名人」です。
「遺伝子検査」「両乳房切除と再建」のための決意と費用をおもえば、

・決断力のある性格
・巨万の富

がそろってないと真似できませんね。
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●小林麻央さん
女性キャスター、タレント。姉はフリーアナウンサーの小林麻耶さん。
夫は歌舞伎俳優の十一代目市川海老蔵。
2016年6月、乳がんを患っていることが、夫・市川海老蔵の記者会見において明らかにされました。

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●南果歩さん
映画、テレビ、舞台女優。
夫は俳優の渡辺謙さん。
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乳がんのステージ1の診断により2016年3月に手術。
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●北斗晶さん
元女子プロレスラー、タレント。
夫は男子プロレスラー佐々木健介さん。
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2015年9月、乳がんにより右乳房全摘出手術を受けました。
わきのリンパまで転移していたがんを取り除いたため、
わきの神経も取らなければならなかったという。
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●生稲晃子さん
歌手、女優。おニャン子クラブ元メンバー。
2013年12月、乳がんで右胸の全摘手術を受けました。
2015年10月、右乳房の再建手術を受ける。
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●女優・大空真弓さん|ゼリー状タイプの乳癌

告知されたのは50代だった98年11月で、部位は左の乳房。
乳がんの中でもめったにない粘液がんだった。
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一般に硬い手ざわりのしこりが多いなか、
このタイプはゼリー状なのだそうです。
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以前から、大空さんの左乳房には柔らかいかたまりみたいなものがあったので、
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その3年前には細胞診やマンモグラフィによる詳しい検査を受けたものの、
がん細胞は見つからず、
半年に1度、定期検診を行いながら経過観察を続けていました。
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2年半は落ち着いた状態が続きました。
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しかし、98年9月に検診を受けた際、しこりが大きくなっていて、
細胞診をすると、浸潤性の粘液がんであることがわかったのです。

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医師の診断は「乳房の温存手術も可能」というものでしたが、
仕事のために全摘出を選びました。

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乳癌になった著名人は多数|可能性はだれにでも

ほかにも、乳癌になった著名人は多数に上ります。
歌手・園まりさん、島倉千代子さん(死去)
女優・赤木春江さん、大空真弓さん、宮崎ますみさん、
モデル・MAIKOさん・・・。

実にたくさんの著名人が、乳癌になっています。

乳癌は、だれでもなり得るガンです。。

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