心筋梗塞の痛みはどれくらい? 体験者は・・・
狭心症の痛みも強く出ることはありますが、
心筋梗塞での痛みの度合いは、
「人の感じうる極限の痛さ」といわれるほどです。
しかもそれが15分以上つづきます。
体験者は、
「ふいに太い針を打ち込まれ、奈落に落ちるような恐怖をともなう激痛」
「心臓が爆発したような痛さ」
「胸が破壊されたような衝撃の後、突き刺されたような激痛に息ができず、
このまま死ぬのか、と思うような痛さ」
「焼け火箸で胸をえぐられるような痛さ」
などと表現しています。
また、胸部以外に痛みや凝ったような感じで症状がくる場合もあります。
・肩や背中が、強く凝ったように思える感じで痛くなる
・歯が、浮くような感じで痛む
・背中から左肩、腕、手にかけて痛む
・みぞおち、あごや頭部にかけて痛む
そして、多くは「冷や汗」や「吐き気」をともないます。
コワい! 痛みが、ほとんど無い心筋梗塞も
以上、心筋梗塞時の痛みについて書きましたが、
コワいのは、
痛みが、ほとんど、あるいは全く無い心筋梗塞もあること。
心電図に異常が出ているので心筋梗塞とわかっても、
当人は痛みが無かったという例もあるというのです。
痛みが出ないので、
かえって重篤になるまで放置される危険があります。
そんな危険からあなたの身を守るには、いまのところ、
心電図検診しかありません。
すくなくとも40代に入ったら、
できれば年2回の定期的な検診で心電図をたしかめ
(最低限、公共機関で無料で受けられる年1回の検診は必ず受けましょう)、
もし、異常が認められたら、
事情の許すかぎり早く、医療機関で治療を受けましょう。
心筋梗塞は、命にかかわる病気です。
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