新型コロナウイルス、ぶきみですね。
ただの風邪なのか新型コロナウイルスにかかったのか、迷ったらどこにいけばいい?そんな疑問に答えるチャート図を沖縄県がつくりました。
(写真:琉球新報社)
「新型コロナウイルスに感染かも」と思ったらチャート図で選択
新型コロナウイルスの浸食が、止まりません。
例年なら熱や咳があれば「風邪かな?」と病院に行けばすんだけれど、今年は、「新型コロナウイルスにかかっちゃったんじゃないか?」という不安がよぎります。
「新型コロナウイルス」にかかったのなら、一般の医療機関は避け、保健所にいくべきなのですが、いったいどうやって区別すればいいの?という疑問解決に沖縄県が【判断チャート図】を作成してくれました。
保健所と医療機関のちがいって?
【保健所とは?】
保健所は地域の住民の疾病の予防、健康増進、快適な住まい環境、食品に関する相談及び各種検査など保健・衛生・生活環境等に関する幅広い分野でサービスを実施する行政機関のことです。
専門的な知識や技術がもとめられ、保健所の規模にもよりますが医師、保健師、栄養士、精神保健福祉相談員などが配置されていて、原則的に保健所所長は、医師がつとめます。
【医療機関とは】
病院や診療所のことです。
新型コロナウイルス|感染の防ぎかた
新型コロナウイルスの特効薬がない現在、とりあえず「防ぐ」ほかありません。
しかも、目に見えないウイルスが相手。
【新型コロナウイルスの感染を防ぐ】にはどうすればいいのでしょうか?
人との接触を減らす。
とりあえず、不要不急の集会や外出は、できるだけ避けましょう。
【ひんぱんに手を洗う】とくに外出から帰った直後にはかならず。
【手の洗い方】せっけんを使い、20秒以上の流水で手首まで。指と指の間も、指を組んでこすり合わせてしっかり洗いたい。
【ひんぱんにうがいをする】外出から帰った後は手洗いとセットで欠かさずしたい。
【うがいのしかた】まず口に水を含んでゆすぎ捨て、その後、あらためて新しい水でのどのうがいを。
口の中の汚れをのどに送り込むのは避けたほうが無難です。
うがいは、水、または番茶、冷めた紅茶などで。
うがい薬りでの、健康時のひんぱんなうがいにはかえって害になると、最近の医師の多くが注意しています。
コロナウイルスって?
コロナウイルスって、どんなウイルスでしょうか?
【コロナ】という名の由来
電子顕微鏡で観察するコロナウイルスは、直径約100nmの球形で、表面に突起があります。
形態が王冠に似ていることからギリシャ語での王冠corona(コロナ)という名が付けられました。
コロナウイルスによる感染症|神戸新聞
新型コロナウイルス感染症の基礎知識|東京都
新型コロナウイルス感染症について、東京都がQ&Aでわかりやすく説明しています。
新型コロナウイルス感染症電話相談窓口(厚生労働省)
電話番号:0120-565653(フリーダイヤル)
・受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)
※2月7日(金)9時より新しい番号(フリーダイヤル)です。
・聴覚に障害のある方をはじめ、電話でのご相談が難しい方は、 FAX(03-3595-2756)でも受付けています。
*ここまでの参照・引用:琉球新報、厚生労働省サイト、東京都感染症情報センター、ヤフーニュースほか
[新型コロナウイルス] の症状は2パターン|高山医師
新型コロナウイルスの症状は、2つのパターンに分けられます。
【一つ目のパターン】は、
風邪症状が1週間ぐらい続いて、そのまま軽快するもの。
新型コロナウイルスにかかった大半の人が、この経過をたどります。「ふつうの風邪」の症状ですむのです。
ただ、「ふつうの風邪」は2、3日でなおりますが、新型コロナウイルスだと長びくのが特徴です。
【つぎのパターン】は、
風邪症状が1週間ぐらいつづいたあとで、倦怠(けんたい)感と息苦しさが出てくるもの。
体がむくんだり、下痢が重なる人もいるようです。
高齢者や基礎疾患のある方では、この経過をたどる人が多いのですが、健康な壮年層にも見られることがあります。
けれども、この経過を子どもがたどることは、きわめてまれとされています。
【潜伏期間】
・発症するまでの潜伏期間5日ほどで、重症化はさらに10日後。
感染してから発症するまでの潜伏期間は5日(1~11日)ぐらい。 入院が必要となるほど重症化するのは、さらに10日(9.1~12.5日)たった頃だと見られています。
【感染力の強い期間は、重症化すると長びく】
感染力が強いのは、発症から3~4日目ぐらいだと考えられていますが、重症化すると感染力も維持されて院内感染を引き起こしやすくなります。
*ここまでの参照・引用:新型コロナウイルスの症状について 高山 義浩氏(沖縄県立中部病院 感染症内科医師)による日経メディカルへの寄稿
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられています。
なので【感染場所を避ける】のが、有効ということになりますが…。
感染場所は、人が多く集まる場所すべて。
不要不急な会合や外出はさけたほうがよさそうです。
【飛沫感染】
感染者のくしゃみ、咳、つば などでウイルスが飛び散り、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
【接触感染】
感染者がウイルスのついた手・指などで触れたものを、他者が知らずに触れウイルスが付着。その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。
*電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチ、ハンカチやタオルの共用などを介してウイルスが拡散されます。
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