MERSの変種が確認された!:韓国ソウル
2016年01月08日
韓国で5月以降に感染が拡大した中東呼吸器症候群(MERS)について、
昨年12月23日、韓国保健福祉省は、
12月24日午前0時時点で公式に終息すると発表した。
世界保健機関(WHO)の基準に基づく終息宣言だった。
韓国・聯合ニュースなどによると、
その
MERS(中東呼吸器症候群)のウイルスが、
韓国国内で変異していたことが初めて確認された。
韓国の疾患管理本部は、8日、
昨年MERSと診断された韓国の患者8人の
検体の遺伝子を分析した結果、
ウイルスに変異が認められたことを明らかにした。
韓国防疫当局はこれまで変異の可能性を否定していたが、
この研究結果で、この主張がくつがえされた。
以前から疑われていた「ウイルスの遺伝子変異」
MERSウイルスは、
中東を中心に
ラクダの呼吸器細胞から人に感染するとされてきたが、
昨年、2015年5月、韓国で初患者の確認以降、
「人から人へ」とみられる4次感染までたしかめられたため、
ウイルスの遺伝子変異がたびたび疑われていた。
ウィルス拡散効果は、より詳細な分析が必要
今回の論文を公表した同本部の研究チームによれば、
「現在までにわたしたちが正確に確認できたのは、
変種が発生したことのみで、
変種の発生が、
ウィルス拡散にどういった効果をもったかについては、
より詳細な分析が必要」だという。
この報道に、韓国のネットユーザーからは、
結果的に国民を欺いていた防疫当局に対する批判の声が相次いでいる。
感染症リスクを遠ざけるためにできること
さいわい、日本でのMERS発症者はいなかった。
でも、MERSにかぎらず、
新型ウイルスなどの、
感染症流行のリスクはつねにわたしたちのまわりにある。
免疫力を高めるよう
・食事
・体を動かす
・ストレスをためない
など、毎日の中でできることを積み重ねていきたい。
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参照:http://jp.sputniknews.com/science/20160108/1412389.html
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