新型コロナウイルス感染検査が、無料に。
厚生労働省は4日、新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査に関し、6日から公的医療保険の適用対象にすると発表しました。費用は公費で補填するため患者の自己負担はないということです。
医師の判断で保健所を通さずにできる
新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査は、
医師が必要と判断すれば保健所を通さずにできます。
感染防護が整った医療機関のみに限定
ただし、感染拡大を防ぐため、患者が検査を受けられるのは感染防護が整った医療機関に限定されます。医療機関や確約書にたしかめてから行きましょう。
新型コロナウイルス有無の検査費用は、公費で補填するため患者の自己負担はありません。
新型コロナウイルス「検査に行って感染」は避けよう
「不安だから、調べてもらおう」というのは、やめたほうがよいようです。
健康をめざすあまり、(しかも無料なんだし、と)
「症状は出てないけど、ねんのため検査してもらおう」
と行った医療機関で、ぎゃくに感染しちゃうかもしれません。
「新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査」のできる医療機関には、
とうぜん、新型コロナウイルス感染者が来ている確率は高く、
新型コロナウイルスに感染する確率はふつうの生活環境より高いこともかんがえられますよね。
新型コロナウイルス検査依頼の目安は?
そこで、
「新型コロナウイルス感染の有無を調べる検査」依頼の目安ですが、全日本病院協会医療行政情報によると、
・ 風邪の症状や37・5度以上の発熱が4日以上つづくとき
(解熱剤を飲み続けなければならない方もふくみます)
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)があるとき
です。
なお、以下のような方は重症化しやすいため、この状態が2日程度のばあいでも、医療機関にご相談ください。
・ 高齢者
・ 糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
・ 免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同じく、早めにご相談ください。
参照・引用:共同通信、全日本病院協会医療行政情報ほか
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