フォト:感謝状を受ける市堀、白木両医師(左から)
加古川中央市民病院の医師2人、市堀博俊さんと白木里織さん、
ぐうぜん居あわせた電車内で心肺停止となった60代の男性を救う。
明石市消防局とJR西日本、この医師2人に感謝状を贈りました。
心臓マッサージ後、AEDで
昨年12月17日夜、JR神戸線西明石-明石間を走行中の電車内。
男性がとつぜん意識を失って倒れました。
同じ車両にいた加古川中央市民病院の医師市堀さんは、けいれんする男性を見て「これは危ない」と、すぐに心臓マッサージを開始。
明石駅に停車後は、別の車両にいた同病院医師白木さんも駆けつけて協力。
駅設置の自動体外式除細動器(AED)を操作し、2回の電気ショックを行うと、男性は意識をとりもどしました。
男性は、その後回復し、日常生活にもどっています。
いあわせたのが循環器内科専門医という幸運
60代男性にとって不幸中のさいわい、幸運だったのは、
2人の医師が、男性に起きた心臓の心室細動などを診察する循環器内科が専門だったこと。
危うく失いかけた命は、専門知識をもち、実体験豊富な2人の医師のすばやく適切な対応があったので、からくも救われたのでした。
日頃から多くの患者を治療する市堀医師ですが、
「病院外で急に起きたことだったのでさすがに焦った。時間がたてば亡くなったり、脳に損傷が起きたりする可能性もあった。助けられて良かった」
とふり返っていたそうです。
関連医療機関
●加古川中央市民病院
【参照・引用】神戸新聞NEXT
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