かかりつけ医って、ひとまには、
「ヨードチンキじゃすまないくらいのけがをしたり、風邪なんか引いた時に頼るお医者さん…」
っていう漠然とした認識しか、ありませんでした。
でも、ちゃんと「かかりつけ医の定義」あるんですね。
日本医師会では
「健康に関することをなんでも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる、身近にいて頼りになる医師のこと」を、かかりつけ医と呼ぶそうです。
「かかりつけ医」に、なんでも相談してますか?
あなたは、かかりつけ医、決めてますか?
そして、そのかかりつけ医に、あなたの健康の不安について、なんでも相談できてますか?
日本医師会のサイトに
「健康に関することなら、なんでも相談できる」とありますが、
とっても忙しいのがわかる医師の前では、「ここまで聞いていいのかな」と迷ってしまい、けっきょく聞きそびれることもたびたび、だったりします(‘ω’)、(ひとまのばあい)。
医師によっては、一方的に早口で説明をしたあと、
ほとんど間をおかず、次の受診者を呼びこむなんてこともあります…。
どんなに優秀な医師でも、こちらの質問に耳傾ける姿勢のない医師は、
かかりつけ医としては、あまりふさわしくない、そう割り切って選ぶのもありかもしれません。
かかりつけ医に、頼んでいい目安って?
さて、「この医師なら、かかりつけ医にしたい」という医師に出会えたら、
かかりつけ医って、「ここまでは頼める、頼んでいいんだという目安」を知っておくと、遠慮せずに質問できるし、
医師との関係を良好に保つのにも役立ちます。
かかりつけ医には、ここまで頼めます
では、かかりつけ医にはどんなことが頼めるかですが、
日本医師会の基準がめやすになります。
日本医師会によれば、
かかりつけ医とは、以下のことに対応してくれる医師だとされています。
①いざというとき 適切な医療機関を紹介
② 健康診断・健康相談に対応
③ 介護保険の主治医意見書作成
④ 地域での活動 在宅医療・ACP*
⑤ 認知症の早期診断と支援
*ACP(アドバンス・ケア・プランニング:Advance Care Planning )ACPとは、将来の自分の人生をどのように生き、医療や介護をどこまでどのように受けて最期を迎えるかを計画し、その、ご自身の「計画と意思」をご家族や近しい人、医療やケアの担当者にあらかじめ表しておく取り組み
また、 患者さん本人と家族が医療者や介護提供者などといっしょに、現在の病気だけでなく、意思決定能力が低下するばあいに備えて、「あらかじめ、終末期を含めた今後の医療や介護について話しあうことや、意思決定が出来なくなったときに備えて、本人に代わって意思決定をする人を決めておくとりくみ」などのことで、病状・能力低下などの進行状態その他で変更があったときも、その都度、文書として残します。
引用参照:日本医師会のサイトより
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